レストレスレッグス症候群とも呼ばれるむずむず脚症候群は、座っていたり横になっていると足がむずむずやぴりぴりしたり、かゆみや痛みを感じる病気です。
むずむず脚症候群の原因と症状にはわからない部分もまだまだ多く、たとえば主に症状を自覚するのは足ですが、人によっては足のほかに腰や背中にも不快感を感じる場合があります。
目次
むずむず脚症候群の原因とは?
一説には脳内の神経伝達物質であるドパミンの機能障害、さらには鉄が関係しているといわれています。まだ不明な点が多いものの、むずむず脚症候群には二次性の原因によって引き起こされるともされ、具体的には慢性腎不全や鉄欠乏性貧血、妊娠などが原因とされてきました。
むずむず脚症候群に悩まされている人は200万人もいるとされ、主に40歳以上の中高年に多い病気です。不眠症患者の10人に1人は悩まされているといわれていますから、原因や症状に思い当たる点があるなら医師に相談してみましょう。
「むずむず脚症候群」(むずむずあししょうこうぐん、Restless legs syndrome; RLS)は、身体末端の不快感や痛みによって特徴づけられた慢性的な病態です。 レストレスレッグス症候群(レストレスレッグスしょうこうぐん)、下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)ともいいます。
●むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の特徴
○脚の不快感がたまらない →脳の暴走でせき髄反射を抑えられない ※刺激を与えると信号がせき髄を通って脳に伝わるが、せき髄の興奮を鎮める 神経細胞A11(エーイレブン)の働きが弱まるため ○横になるとやってくる →原因のひとつは「夜」という環境で、夜になると日中とは違い、血液中の鉄の量が 少なくなるが、鉄は脳の神経細胞A11の働きに欠かせない ※鉄をしっかり補給していても、遺伝や加齢が原因で、神経細胞A11の働きが低下 している人たちもいる
引用元:https://www.mh-mental.jp/policy/detail/id=145
めぐろ駅東口メンタルクリニック様
むずむず脚症候群の改善方法について
むずむず脚症候群を対処する方法は、持病以外に服用している薬や生活習慣を改善する事です。代表的な例として糖尿病の方はむずむず脚症候群が併発する方や、妊娠中に貧血が原因でむずむず脚症候群になる方がいるのが特徴です。
鉄分補給のために鉄剤を服用
女性に多いのが貧血になりやすい方は鉄分の多い食事や薬で対処することは推奨です。
医師と相談して貧血なら鉄剤を服用すると対処も可能です。
タバコ・カフェイン・飲酒をやめる
妊娠中にカフェインを過剰に摂取したり、頻繁に飲酒をするとむずむず脚症候群になりやすくなるので控えます。タバコやカフェインが多い飲み物、お酒を頻繁に飲む方でむずむず脚症候群に該当する方はこれらの嗜好品を減らすと対処が可能です。
生活を見直す
運動をあまりしない方は、睡眠時間の改善や簡単なストレッチや散歩等を日常生活に取り入れるのが大事です。
むずむず脚症候群の緩和に鉄分補給
鉄欠乏性貧血のケア
鉄欠乏性貧血も、むずむず脚症候群の原因のひとつだと考えられています。鉄欠乏性貧血があれば鉄分を積極的に摂取するのは予防改善に効果的だと言えます。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、鉄の摂取推奨量は以下のように定められています。
鉄分を多く含む食品を
多くの日本人は体内の鉄分が不足しがちで、鉄分の1日必要摂取量である男性10mg、女性18mgが十分に摂取できていないことが多いです。鉄には吸収されやすい“ヘム鉄”と吸収されにくい“非ヘム鉄”があり、ヘム鉄は魚や肉に、非ヘム鉄は貝類や野菜に多く含まれています。特に貧血解消には吸収されやすい“ヘム鉄”を十分とることが推奨されます。
オススメ鉄分サプリメント「ヒトココチ」
むずむず脚症候群の方であれば鉄分を積極的に摂取するのは非常にオススメと言えます。そこで当サイトでオススメする鉄分補給サプリメント「ヒトココチ」は、鉄分の補給としてヘム鉄と、鉄分吸収をサポートするビタミンC、そして注目の成分ラクトフェリンを配合。
ラクトフェリンは、母乳中のタンパク質の約10%~30%を占め体を守るために与える糖タンパク質の一種で、鉄分吸収をサポートする成分として注目されています。
そのほかマルチビタミンを配合、ナイアシン、ビタミンB1・B6・B12、ビタミンA、ビタミンDなどが配合されているので様々な場面でご利用いただけます。
まとめ
むずむず脚症候群はまだ未知の病気ともいえますが、生死にかかわるような重大な病気ではありません。脚のむずむずに悩んでいる方は、鉄分対策を行い、できるだけ症状が緩和できるようにケアしてみましょう。